地域包括ケア病棟とは

当院は、平成30年11月に、患者様に質の高い医療サービスを提供できるよう「地域包括ケア病棟」を運用することとなりました。

一般病棟(急性期)での病気やけがの治療は終了したものの、すぐにご自宅や施設での療養や生活に不安がある患者様を対象に、しばらくの間、入院療養を継続しながら、質の高い医療とリハビリテーションなどを受け、ご自宅や施設での生活をスムーズにつなぐ為の退院支援をする病棟です。

入院の対象になる患者様

地域包括ケア病棟へ移っていただく場合は、主治医が判断し、患者様とご家族に提案しご説明致します。患者様やご家族の意向を確認しその後、地域包括ケア病棟(3階病棟)へ移動した上での継続入院となります。

  1. 当院でもう少し経過観察が必要な方。
  2. 在宅復帰へ向けてリハビリテーションが必要な方。
  3. 在宅での療養準備期間が必要な方。

入院期間・入院費について

  • 入院期間は、最大60日となります。(2階から3階へ転棟された場合は、転棟した日から60日間です。)
  • 入院費の計算方法は一般病棟とは異なり「地域包括ケア病棟入院料」を算定しますが、今までと大きく変わる事はありません。
  • 入院費は定額で殆どのリハビリテーション・投薬・注射・簡単な処置・検査・画像診断・入院基本料等の費用が含まれます。
  • 個室室料、病衣、おむつ等、保険診療対象外の費用は別途かかります。

地域包括ケア病棟へ転棟(病棟移動)された場合、ほとんど入院料は変わりません。ご心配な方は担当看護師・担当医師にご相談・ご確認ください。